

四寺廻廊 瑞巌寺
瑞巌寺(ずいがんじ)は寺伝によれば慈覚大師円仁が天長5年828年に創立した天台宗の青竜山延福寺がそのはじめと云われています。
鎌倉時代に北条時頼が招請した法身が臨済宗・松島山円福寺として再興。
その後一時伽藍は荒廃しましたが伊達政宗が慶長14年1609年、5年の歳月をかけて再建復興し、伊達家の菩提寺となりました。
現在の瑞巌寺「松島青龍山瑞巌圓福禅寺」は臨済宗妙心寺派の禅寺であり、ご本尊は聖観音菩薩です。
天台宗では御座いません。
名称 | 瑞巌寺 (ずいがんじ) |
所在地 | 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字町内91番地 |
拝観時間 | 開門 8:00~ 閉門 15:30~17:00(月ごとに変更) |
拝観料 | 700円(大人) |
電話番号 | 022-354-2023 |
HP | こちら |
駐車場 | 専用駐車場はありません。 |
所要時間 | |
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JR東北本線 | JR松島駅より徒歩20分 |
JR仙石線 | JR松島海岸駅より徒歩5分 |
地図 | |
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瑞巌寺は日本三景の一つ宮城県は松島の海岸沿いにあります。
海岸を背に深い杉木立を進むと瑞巌寺があり、
総門から受付までの約二百メートルの参道の右手には、天台宗時代に僧侶が修行したといわれる岩窟がつづきます。
中門をくぐると、政宗が朝鮮半島から持ち帰ったという紅梅、白梅の二樹・臥竜梅があります。
そして正面から右手の方向に、本堂をはじめ庫裏など桃山建築が並んでいます。
3万坪に及ぶ境内は桃山時代を代表する伽藍建築で本堂内部は狩野派や長谷川派の絵師による襖絵や欄間彫刻など豪華な装飾が 施され見るものを圧倒させます。