瑞巌寺と慈覚大師円仁
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瑞巌寺(ずいがんじ)は。平安時代の創建で、宗派と寺号は天台宗延福寺で慈覚大師円仁が天長5年828年に創立したと伝えられています。
鎌倉時代には北条時頼が招請した法身が臨済宗・松島山円福寺として再興しました。
その折、天台宗及び円仁に関するもの仏像仏具一切松島湾の小島で焼いてしまい、現在それに関するものは 瑞巌寺には一つも無いとの事です。
天台宗から禅宗への転換は烈しい争いだったようです。
松島湾に浮かぶように建つ五大堂は1604年再建。 円仁が彫ったとされる五大明王を祀っています。