毛越寺と芭蕉 四寺廻廊
芭蕉は毛越寺を訪れていません。 奥の細道では、毛越寺について以下の記述のみです。
三代の栄耀一睡の中にして、大門の跡は一里こなたに有。 ・・・・ 【藤原三代にわたる栄華も、今となっては夢のようであり、平泉の表門の跡は一里程手前にある。】
大門の跡とは毛越寺南大門跡を指し、東西三間南北二間の、十二個の礎石が整然と原位置に並んでいます。