奉拝 立石寺 四寺廻廊

奉拝 立石寺

  • 仙山線で仙台から山寺駅に朝9時13分に到着。
    駅を降りると圧倒される木々に覆われた断崖絶壁のお山、その名の通り山の寺でした。
    山岳仏教の古刹であることから山寺と呼ばれるが、正しくは宝珠山立石寺と呼ばれるとある。 参道を歩くに岩場の多い、急な坂道、階段でゼイゼイ云いながら2時間余り歩きました。
    一山全体がお寺である。
    修行のお寺らしく至るところに「これより修行により立入禁止」の区域がありました。
    「四寺廻廊巡り」についてパンフレットに慈攪大師円仁が開山し芭蕉が訪れた お寺の縁でこの巡礼コースを発足とありましたが、 この地を訪れて初めてこの趣旨に合致するお寺に辿り着きました。
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    千年以上の時の流れは開基老師の影も薄れ、宗派が変わるお寺まである中で、 山寺は、開山堂を始め、未だあちらこちらに円仁大師が色濃く残っていました。
    それがこのお山を参拝しての正直な感想です。
    平泉は、金色堂に代表されるように藤原色が色濃く反映されたお寺となってしまいました。
    また、中尊寺は開山堂があるにも関わらず参拝できない。
    立入禁止は????
    四寺廻廊巡りの掛け声だけかと疑いたくなります。
    残念ながら、松島も同様です。
    瑞巌寺は伊達さまの菩提寺そのもので、開山、創建など、どこかに吹き飛んでしまったようです。
    ・・・・・・・。
    ちなみに、芭蕉も見たであろう松島の五大堂からの海の眺めも、負けず劣らず立石寺山頂の 五大堂の眺望は廻りの山々、眼下の街並みが美しく
    心あらわれる思いでした。
    快速 山寺駅発13:56 仙台行に乗車しました。

    2012.6.23.つぶやき四廊

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