四寺廻廊
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山寺 立石寺 平泉 中尊寺、毛越寺と松島 瑞巌寺の四寺を廻る巡礼コースです。
四寺が慈覚大師円仁により開基され、芭蕉が奥の細道の旅で訪れたその御縁により 平成15年6月13日「みちのく古寺巡礼 四寺廻廊」が発足致しました。
(6月13日は円仁さんが遣唐使と共に唐へ旅だった日との事)
寺院 円仁創建年 芭蕉訪問日 現・宗旨 本尊 所在地 立石寺 860年(貞観2年) 旧:5月27日 新:7月13日 天台宗 薬師如来 山形県山形市 毛越寺 850年(嘉祥3年) 訪問を示す文献なし 天台宗 薬師如来 岩手県平泉町 中尊寺 850年(嘉祥3年) 旧:5月13日 新:6月29日 天台宗 阿弥陀如来 岩手県平泉町 瑞巌寺 828年(天長5年) 旧:5月9日 新:6月25日 臨済宗 聖観音菩薩 宮城県松島町
なお、巡礼についてこう述べられて居ります。
巡礼といえば,すぐ四國八十八ケ所巡りとか、 西国や坂東の札所巡りを思い浮かぶでしょう。
ことに、四国お遍路は、つき放たれたような思いで旅に出て身も心も 「生まれ変わる」ことを願う旅と云われています。
そこまで突き詰めなくともそれぞれ救いとか癒しを求めあるいは 身内の無事息災を願ったりする訳です。
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巡礼は詣でる寺のご尊仏と縁を結ぶ事なのです。 (引用・参照//*四寺廻廊だより第6号・第7号)
四寺廻廊、各寺の朱印「仏法僧宝」(ぶっぽうそうほう)とは、仏という信仰、法とは仏の教え、 僧とは実践の姿、それらはすべて仏教であり宝であるとの意との事です。