四寺廻廊　毛越寺

毛越寺

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  毛越寺（もうつうじ）は中尊寺の金色堂から南へ1.7ｋｍの地にあります。
  中尊寺は山の斜面に位置しているのに対して毛越寺は平坦地に建立されています。
  寺伝によれば毛越寺は中尊寺と同じく嘉祥三年850年慈攪大師円仁により創建されました。 天台宗別格本山、ご本尊は薬師如来、所在地は岩手県西磐井郡平泉町。

  

  

  

  

毛越寺　境内散策

• 奥州藤原氏2代基衡が再興した天台宗別格本山で遺構が語る広大な伽藍は三代清衡が完成させました。
  広大な境内には金堂、講堂、法華堂、常行堂、南大門や嘉祥寺が並び伽藍の南側には大泉ケ池が水をたたえています。 しかしながら、1226年大火に見舞われ焼失、現在は礎石が往時を偲ばせるのみですが、 大泉が池は築山・洲浜など山水は平安時代そのままです。

  

  

  

  また、現在、常行堂の南側に遣水が復元され、平安時代さながらの雅な「曲水（ごくすい）の宴」が毎年５月に行われています。