松尾 芭蕉
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芭蕉(1644年~1694年)が河合曾良を伴い、元禄2年3月27日(1689年) に江戸深川の採荼庵を出発、全行程約2400キロメートル 日数約150日間(約半年)をかけて東北・北陸を巡り旧暦8月21日頃大垣に到着しました。
この旅から5年後の51歳で芭蕉は亡くなっています。 奥の細道で四寺廻廊に当るお寺では以下の句を詠んでいます。
松島
元禄2年5月9日 塩釜より舟で松島入り、瑞巌寺を訪ねる。松島一泊?・二泊?
芭蕉は「いづれの人か筆をふるひ詞(ことば)を尽くさむ」と句を残さなかった。
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平泉
元禄2年5月13日 義経堂・中尊寺を訪ねる。一関二泊
「夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと」
「五月雨の 降り残してや 光堂」
山寺
元禄2年5月27日 立石寺を訪ねる。山寺宿坊一泊
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」