四寺廻廊 中尊寺

中尊寺

  • 中尊寺

    寺伝によると、中尊寺(ちゅうそんじ)は高僧慈覚大師円仁により嘉永3年(850年)弘台寿院 (こうだいじゅいん)を開創し清和天皇から中尊寺の号を賜りました。 そして250年の後、初代清衡(きよひら)が江刺豊田館から当地平泉に移しました。
    長治2年(1105年)に造営に着手し20年の歳月をかけて堂塔伽藍を整備、 今も残る金色堂は天治元年1124年に上棟されたものですが、 多くの伽藍は建武4年1337年の大火で焼失しました。

    二代基衡が毛越寺を、三代秀衡が無量光院を建立 清衡の願いであった仏国土の実現は代々受け継がれ現代に至っています。
    現在国宝建造物第一号である金色堂をはじめ建築・絵画など文化財3000点余りが現存しています。
    17院により構成される天台宗一山の寺院、山号は関山、本尊は阿弥陀如来。

  
名称 中尊寺 (ちゅうそんじ) 【世界文化遺産】
所在地 〒029-4195 岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
拝観時間 夏季(3/1~11/3)8:30~17:00 冬期(11/4~2/末)8:30~16:30
拝観料 800円(大人)金色堂・讃衡堂のみ有料
電話番号 0191-46-2211
HP こちら
駐車料金 中尊寺第1・第2駐車場(町営)400円 普通車
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中尊寺 境内散策

  • 中尊寺の参道の入口は旧国道4号線に面しそこから金色堂のある一帯までゆるやかな上り坂が続きます。 参道は月を仰ぎ見ながら上る坂道、通称月見坂は、 樹齢300年を超える杉並木に覆われて昼なお暗い参道です。

    参道の途中、東物見台から見下ろすと北上川の水面がキラキラと輝やき、本流の北上川の流れに西から合流している衣川を見る事が出来ます。
    標高差40mほどの参道を登りきると覆い堂に守られた金色堂が佇んでいます。
    2011年6月世界遺産に登録されました。

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