ジジイのたわ言 日頃思う事、感じた事を書いています。四寺廻廊

四寺廻廊 ジジイのたわ言

  • 何気なく、夕方テレビを見ていると、局のアナウンサーに促された気象予報士の女の子が、開口一番「おばんです。」と、挨拶した。
    聞いて懐かしかった。
    バイト先の旅館で、玄関横の下足番から入ると女将さんが受付横で帳簿の整理だろう、 算盤をはじいていた。おばんですと声を掛けて入ると、ニッコリ笑いながら
    「ええなーその言葉、あったこうーて、」と
    言われた。気にも留めずに出た言葉。
    四国では聞くことのない「おばんです。」の東北弁の響きに、女将さんは、ねぎらいの言葉と受け取ったのだろう?。
    「おばんです」は夕方から夜にかけて挨拶する故郷の方言。こんばんわと、同じ意味だが、悪い気はしなかった。
    高松にきて初めて東北弁が笑いの種では無く、聞く人にとっては、癒しの方言と受け取る人もいたのかと、正直嬉しかった。
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    讃岐の方言では、東北人であれニュアンスで分かることは多いが、やはり「ええー、何、何、、と」云うような讃岐弁も一杯あった。
    「おっさん、がいに怒りよんじゃが」おじさんがすごく怒ってさ。
    「これ、いた」これ頂戴。
    「たいぎな、やつや」面倒なやつ。
    「あいつ、へらこいやつや」ずるいやつや。
    極めつけは言葉の最初、最後に付ける。ほんでのー、ほんまなー、ほぉな、は関西風で柔らかく、私は好きだ。
    讃岐の人が良く使う言葉に「おっさん、」「アホ、」の言葉がある。
    東北人には、この言葉には蔑視的意味合いが含まれていて使うことは、ほぼ無い。
    しかし此方に住んで大きなな誤解だと分かった。おっさんと呼ぶのは愛すべきおじさんの総称であり、アホは罵倒語ではなく、 軽いニュアンスで使われる事を、その時初めて知った。
    しかし、それは、後で想うに、その当時ブームが起こった上方漫才のおかげだったかも知れないかなぁ~と、、、。

    [四寺廻廊] 2018.4.8


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